20170722SAT晴れ
先程、人生初の舞台観劇たるものをしてきました。
今まで機会は何度かありましたが、やっとです。
見てきたのは、「天国への階段」。
特殊清掃員の話とだけ、特に前知識もなく行ってきました。
話をざっとおさらい。(自分用に)
テレビ局のディレクターが、ドキュメンタリーの取材で特殊清掃員の元に会いに行くところから始まる
故人の亡き後、命を落とした自宅を清掃する中で、それぞれ何故清掃員になったのか、過去を交えて回想
一人一人の過去が、ある出来事を軸に繋がる
そして、故人は清掃員のうちの一人、大学生の父親だったことがわかる
そこで突然の電話。実はその清掃員を乗せていた車は事故にあっていて、全員が息をひきとったという
最後に父親から大学生への謝罪で終演
といった大まかな流れ。
もう、自分のうつ文字にもどかしいと思う位、胸をうつものがありました。
まず、話の展開。
随所随所に笑いを入れつつも、徐々に話の核心に迫っていく。
そのバランスというか不自然さがないのが凄いと思いました。
ストーリーもそれぞれの点、キャラクターがひとつに繋がっていくところが観ていて快感。
あの舞台の作りや転換を使ってるところも、後から振り返るとすごい発想だなと思います。
動きを目で追ってしまいますもん。
自分は2階席だったのですが、俯瞰的な視点で観てて面白かったです。
何より、その世界に引き込む役者さん達が凄い!!
今まで映画やドラマでしかお芝居を見ていなかった自分は、なんて勿体無かったんだと悔やまれます。
それぞれのキャラクターというか個人を、たった2時間も満たない間に観てる人、自分の中に確立させてるんです。
まるで魔法にかかったような。
しかもあの小さな舞台上だけで。
それってとても凄いことだと思うんです。
なんたって、まさか最後のシーンで泣きそうになるとは思いもしなかった程。
帰りの化粧崩れが頭をよぎり、必死に涙堪えました。
それくらい心揺さぶられました。
この感動をありがとうございましたと、伝えれるものなら関係者の方々に伝えたい!!笑
かつての自分のように観たことのない人に声を大にして言いたい。
なんでも軽く興味もったものでいいので観るべき!!
絶対損!!
自分もまた機会を作って何か観にいこうと思います。